本場黄八丈足高貴 格子 袷着物【お仕立て替え済】

身丈 168 cm/ 4 尺 4 寸 4 分 衽巾 15.2 cm/ 4 寸 0 分 裄丈 69.2 cm/ 1 尺 8 寸 3 分 褄下 83.4 cm/ 2 尺 2 寸 0 分      袖丈 49.5 cm/ 1 尺 3 寸 1 分 袖巾 35 cm/ 9 寸 2 分 前巾 24.8 cm/ 6 寸 5 分 肩巾 34.2 cm/ 9 寸 0 分 後巾 30.4cm/ 8 寸 0 分 詳細 お仕立て替え済 付属品 証紙         ◆ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。

 またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。

 ご了承くださいませ。

◆寸法・採寸についての詳細はこちら ◆お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。

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本場黄八丈は東京から南に約300km離れた八丈島で織られている絹織物です。

八丈島で採れる八丈苅安(コブナグサ)で染められた黄色を主とした縞や格子柄のものは「黄八丈」、椎の木の皮で染められた黒を主にしたものは「黒八丈」、マダミと呼ばれるタブの樹の皮で染められた樺色を主とするものは「鳶八丈」とそれぞれ呼ばれています。

いずれも八丈島で自生する植物から採られた染料を使って染められた糸を使われていますが、その八丈の織物の歴史は古く、平安時代までさかのぼるといわれています。

こちらは八丈織物組合から出された黄八丈ですが、染めは伊勢崎慎太郎さん、織りは佐々木美恵香さんによるもので分業によって制作されています。

黄色の糸を作るには「ふしづけ」という作業が行われますが、大きな釜にコブナグサを入れて煎じたものを染料として、ひとかせずつ浸み込ませていき、絞って天日で乾燥させ、また翌日も新しい煮汁で染めるという工程を約20回繰り返されます。

そうして染まった糸を、椿や榊の生葉を焼いて作った灰汁で媒染して、八丈ならではの綺麗な黄色の発色が現れます。

昔ながらの古法に則って、ものづくりをされるという事がいかに大変であるかを改めて感じさせられるお話です。

こちらは「足高貴」という織りですが、「本高貴」という織り方もあり、この二つは特に男性並みの力を持ってしっかりと織らなければならないそうです。

ずっと以前に「めゆ工房」をお訪ねした時にも、機の音がすごく大きい事に驚かされた記憶が鮮明に残っています。

お洒落袋帯からすくい織の名古屋帯、友禅染や型絵染、紅型染めなど、色々な帯合わせをお楽しみいただくと良いと思います。

お気に入りの帯とコーディネートして、軽快に街へお出かけいただきたいおすすめの逸品です。

お仕立て替え済。

山吹茶「和色大辞典 #b39147」、 鳶色「和色大辞典 #803d36」、 黒「和色大辞典 #2b2b2b」 をご参照下さい。

▼▼▼着物とご一緒にガード加工がオススメです!▼▼▼

  • 商品価格:286,000円
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